◆カーリキリト
---長編の異世界王道ファンタジー
- プロローグ きざし
はじまり
- 第1話 日常からの転移
--平凡な高校生の大谷秋人はある日家に帰ったら変な所に立っていた
- 第2話 異世界(カーリキリト)の風景
--秋人はイーザーと一緒に身の回りのものを買いに街へ出る
- 第3話 地下道の娘 p1/p2/p3
--秋人たちは奇妙な頼みごとの手紙を受け取る。おかしく思いながらも調べてみると、それは街を揺るがす事件へ発展していく
- 第4話 友だちの友だち
--平穏に道中はすぎ秋人は自分の手がかりを求めてイーザーの友人のアルという人物を訪れる
- 第5話 いなかぐらし
--小さな村を通りがかり、そこへ泊まろうとしたら、子どもたちの願いにより、イーザーは幽霊退治に出る事になった
- 第6話 雨
--夜中村を追い出されて歩いていると、山賊に襲われたらしい跡を見つける。山賊に警戒するも、さらにその上雨に降られ……
- 第7話 赤い山脈 p1/p2/p3/p4
--グラディアーナの足取りを追って、秋人たちは山奥の集落へ着く。そこでは謎の疫病が流行していた。イーザーは頼まれて治療に臨む
- 第8話 沈んだ街 p1/p2
--集落のごたごたの後、秋人たちは山を降りた。そこで珍しい人物と立て続けに再会する。喜んでいる時、何者かによって魔法がかけられて、街全体に怪物が出現した
- 第9話 依頼 p1/p2
--無事脱出できた秋人たちは首都まで戻る。そこにはイーザーの友人アットが待っていて、1つの依頼を持ちかけた
- 第10話 呼ぶ声
--一行は首都フォロゼスを出発し、情報収集のため再びイーザーの友人アルを訪れる。アルは一行の望むことは知らなかったものの、代わりに実は街に召喚士がいたことを話す
- 第11話 ウィロウ
--アルの友人、ピクシーのシェシェイを道案内として墓地で聞こえてきた声の主をたずねようとして一行は森に入る
- 第12話 伝える
--ゴブリンの襲撃を撃退した一行は、シェシェイの案内のもの「その人」のところまでたどり着く
- 第13話 ブレイブハート
--一行はようやく森を抜け人里にたどり着く。一方日本では文化祭が順調に進んでいた
- 第14話 身に覚えのない悪夢
--秋人は偶然宿で拳銃を見かけるここにあるわけないと一行は調査に乗りだす
- 第15話 コロシアムへ行こう
--一向は道中巨大なコロシアムがある街に通りかかる。 イーザーの熱心な勧めにより滞在するが、 一人コロシアムへ行ったイーザーは懐かしい人物をつれて帰った
- 第16話 奴が道をやってくる
--強風の中先を急ぐ一行の前に突如竜が出現する。 なんとか逃げだすも、不快な対面はそれだけではなかった
- 第17話 海を背景にして
--高校の文化祭の準備は過熱していく。 秋人は朝一で学校に行かなくてはいけないことに疲れはてるが、 自宅に戻るとさらに驚きのできごとがあった
- 第18話 文化祭開幕
--近づく本番に向け文化祭の練習は順調に進み、 とうとう日坂高校文化祭の日が訪れる。 その一方でカーリキリトでは不穏な影が忍び寄っていた
- 第19話 幕は下りた。役者は下りない
--無事に終わった文化祭初日、安心して2日目を遊ぶ秋人だったが、 実行委員会舞台裏ではとんでもない事態に大騒ぎが起きていた
- 第20話 ディア・ウィロウ
--盗賊たちを片づけ、一行は宿へ逃げこむ。 さっそくふぬけた秋人以外で話し合いを行うが、 不機嫌なイーザーにキャロルの怒りがぶつかり流血事態となる
- 第21話 道しるべ
--フォールストに誘われて、根かじりの一族のお祭りに加わった秋人たち。 秋人はいまいち楽しむ気分にならずに丘をさまよい、 引きよせられるようにフォールストの曲を聴く
- 第22話 さよなら・さよなら
--日本に帰った秋人。 そこに行方不明になった響を探す実行委員会の電話がくる。 秋人はたまらず、自宅からも学校からも逃げだすが、 桜木が見て声をかけた
- 第23話 守護神
--日本を捨て、仲間からも逃げ出した秋人は行くあてもないまま走り、 いつしかウィロウの元へとたどり着いた。 ウィロウに語りかける秋人へ予期せぬ訪問者が現れる
- 第24話 隣人とのつきあい方
--一夜あけ、衝撃がさめない間に秋人たちは出発する。 国境沿いの村での騒動に、野次馬気分で見物する秋人たち。 しかしその行動は間違いだった
- 第25話 ある日空から唐突に
--秋人のもとに空から硬貨が落ちてきた。 落とし主がいないコインに首をひねりつつ預かる。 疑問を残しつつ街を歩いていると、予想しない災難に巻きこまれた
- 第26話 1.赤毛の薬師 / 2.後継者
--薬師ザリ・クロロロッドは頼まれて手紙をアキト一行に渡そうとする。ところが受けとってからザリは兵士に追われることになり、さらにようやく会えたミサスの態度にとまどいつつもついて行く
- 第27話 1.爆弾発言 / 2.親愛なる人へ
--フォロゼス襲撃を聞き、秋人たちはやきもきしながらも先へ進む。 ミサスやアットを心配する彼らは、街で偶然赤毛の女性を助けた
- 第28話 1.犯罪都市レイド / 2.海底都市レイド
--悪名高い町に秋人たちはラスティアの手がかりをもとめて訪れる。うわさ以上の危険な街で、さらにようやくたどり着いた情報もすでに切りとられていた
- 第29話 白葉号
--レイドを脱出し、舟でマドリームへ向かう一行。不安定な均衡の中で息をつくも、途中泊まった舟着き場で、いるはずのないザリの姿を見る
- 第30話 1.沙漠越え
/ 2.眠れ、古の夢を見よ
--白葉号でザリの告白を聞き、秋人たちはマドリームに降り立つ。灼熱と極寒が入り混じる荒野は、さらに魔物がうろつく、悪夢の地でもあった
- 第31話 1.わたしとワルツを / 2.最後の旧友
--マドリーム首都バイザリムで豪勢に歓迎される秋人たち。 なじめないものを感じながらもおとなしく様子をうかがうが、 王城でイーザーのかつての友を見かけ、会いに行く
- 第31.1話 はけに毛はあり はげに毛はなし
--みんなの髪型って? それぞれの理由
- 第32話 致死量ティータイム
--イーザーの旧友ブロッサムから ラスティアについての情報を得た秋人たち。 話の内容に引っかかりを覚えるも、 そのままライラック姫に招かれたお茶会に行く
- 第33話 かりそめの休日
--穏やかにマドリームの生活は過ぎていく。 調査をしつつもかりそめの平穏を楽しむ秋人。 話の内容に引っかかりを覚えるも、 さらに偶然カーリキリトにはないはずの技術を見る
- 第34話 古都ミリザム
--夢の中でめぐり合ったグラディアーナに秋人はかつて聞いた声を思いだす。「知りたいのなら忘れられた遺跡にこい」聞いてみると、確かにバイザリム近くに遺跡があった
- 第35話 みんなバイバイ
--崩壊した古都ミリザム地下から脱出した秋人は、これ以上他者に迷惑をかけたくないとキャロルに逃亡を持ちかける
- 第36話 灰の降る街で p1/p2/p3/p4/p5/p6/p7/p8
--エアーム竜帝國西の最果て、学問通りに住む魔道士ギリスは、奇妙な刀を持ち、異世界からやってきた男と出会う。自分でも理由が分からぬままギリスは男を助ける
- 第36.1話 メタ:メタフィクションの略
--メタ:メタフィクションの略。この場合は登場人物が自分がカーリキリトの登場人物という自覚があるうえで、ストーリーについて語ること
- 第37話 決闘
--戻ったミサスによって、急遽マドリームを出ることになった一行。しかしブロッサムを放っておけないと、イーザーとアキトは火神殿に行ってブロッサムを誘いだす
- 第38話 宿命の影
--魔荒野の片隅で待っていたアキトの前に、仲間たちの代わりに彼は現れた
- 第39話 彼らのために
--呆然としている一行に、ミサスはようやく追いつき、無理やりにでも一行を進ませる。打ちのめされた秋人は言われるまま歩いた
- 第40話 私が見つけた秋人
--グラディアーナが案内をする地下遺跡にて声は秋人たちを待っていた。この旅とはなにか、ラスティアとはなにか、問いつめる秋人に対し、ようやく全てを明らかにする
- 第41話 1.翼の戦士
/ 2.角灯担ぎ / 3.良心
--ひとり残ったミサスを心配して戻ったザリ。目の前に広がった爆発と土煙に唖然としていると、 ラスティアが現れ、優しく語りかけた
- 第42話 あまやどり p1/p2
--秋人たちは地竜の谷を抜ける途中、猛吹雪にあい休憩を余儀なくされる 落とし主がいないコインに首をひねりつつ預かる。 疑問を残しつつ街を歩いていると、予想しない災難に巻きこまれた
- 第43話 1.天幕市
/ 2.雪原の戦い
--着いた天幕市でこっそり様子をうかがい、一行が手配されていることに気づいた。ミサスたちもすでにいず、秋人たちも早々に出て行くが……
- 第44話 彼らが生きていた街
--ようやくミサスたちと合流した一行は、学問通りに着く。聞いた通り滅んでいたが、人の気配があった。一行は確認のため街へと入る
- 第45話 1.死闘
/ 2.竜殺し
--学問通りを滅ぼした灰竜が戻ってきた。思い思いの時を過ごしていた秋人たちは、慌てて逃げようとするが、イーザーが見当たらない
- 第46話 帝国の後継者
--突然現れたアルはフォロー王国に戻れという伝言を携えていた。力づくでも止めようとアルはアキトたちへ刃を向ける
- 第47話 別れ
--河辺で出会った少女に問答無用で秋人は殴り倒される。そのまま誘拐されるが、途中少女のもめごとに巻きこまれる
- 第48話 1.皇位継承者と護衛の竜
/ 2.犠牲を払わずに戦うつもりはない
--黒竜のクロによって連れ去られた秋人は、エアーム皇城の牢屋に閉じこめられる。脱出について考えている秋人へ、意図していない迎えがきた
- 第49話 アザーオロム山脈
--「世界の果て」アザーオロム山脈に到着した一行。ようやくたどり着いた地で、今まで秋人が悩んでいた。 夢の人物をとうとう理解する。それは日本の友人だった
- 第50話 夢めぐり
--長い道のりをえて、アザーオロム山脈の雷竜神神殿へ一行は着いた
- 第51話 切り札
--はぐれひとりきりになった秋人は、今まで出会った人々とめぐり合いながら迷い進む。そして落下した先で驚愕した
- 第52話 宿命の者
--宿命の最後のひとりが罠を打ち破り、秋人たちは雷竜神神殿へと戻る
- 第53話 1.クララレシュウム
/ 2.あなたを待っている
--日が昇るのを待ってから一行はアザーオロム山を降りる。そんな彼らに迎えがあった
- 第54話 我ら日坂高校生
--おかえり
- 第55話 帰るべきところへ p1/p2/p3/p4/p5/p6/p7/p8/p9/p10/p11/p12/p13/p14/p15
--そしてはじまる
- 第56話 あさぼらけ
--おしまい
- 長いあとがき
- 【外伝】第57.1話 雨は何時まで
--雨がふる。わたしに関わるすべてのものたちへ、雨がふる
- 【外伝】第57.2話 花をください。両手一杯の花束を
--花をください。両手一杯の花束を。それを手に、私はいつまでもあなたを待ちます
- 【外伝】第57.3話 影の娘と庭師
--王を求めよ。荒野を支配する人物を
◆再生する世界
---これは大江が友人のじおん残党氏らと共に始めた、近未来を舞台にしたSFミリタリー小説です。
じおん残党氏のサイトにも小説を置かせて頂いています
- 第1話 愚者は塔で踊る 前編 / 後編
--何でも屋の双琉冬華は兄を探してほしいという依頼を受ける。 しかしその裏には大企業の影があった
- 第2話 力の乙女は世界を夢見る 前編 / 後編
--ライプチヒへ行こうとした冬華は 道中列車強盗に遭遇する。 気絶した冬華が起きると、 そこは見知らぬ場所だった
- 第3話 隠者は太陽の前へ現る 前編 / 後編
--冬華を案じる占い師フォーチュンは、 突然店に現れた男たちと対峙する。 ライプチヒの事件を解決した冬華は、 そうとは知らず帰路についた
- 第4話 魔術師は星とともに 前編 / 後編
--危険を承知でバーミンガムへ進入した冬華。 遅々として捜査が進まずいらだつ冬華の前に、 バーミンガムの大佐から手が差し伸べられた
- 第5話 恋人たちが出会いし時、審判の雷降りそそぐ 前編 / 後編
--とうとうオースターンはたくらみを暴露した。 完全なる混乱状態に陥ったバーミンガムで、 冬華は呼びかけられるままオースターンの元へ急ぐ
- 第6話 ―ホイール・オブーフォーチュン―そして運命の輪は回り続ける
--そして世界は目覚める
◆その他
---単発の小説です。短いのから長いのまでいろいろあります
- ◆超短編集 フィナーゼ・トリスの手記
--平成15年ごろ行ったゲームの一部を小説化したもの
- ◆異世界ファンタジー長編 祝祭の前
--祝祭の儀式の使者に選ばれた少女ハーディは、使命を果たすため荒野を渡り、魔道士の住処へ行く
- ◆近未来ファンタジー超短編 不可視議都市
--近代都市に到着した「ぼく」は温室を見つけ、そこに訪問した
◆不可視都市
---超近代都市バンショウに学生アイが訪れる。偶然植物研究所へ訪れ、そこで1人で暮らすグァバと知り合う。アイは研究所に入りびたるが、その間バンショウに不穏なことが起こり始めた
◆キョウとサキ
- 超短編 2人について
--キョウとサキその1
- 超短編 旧友について
--キョウとサキその2
- 超短編 自我について
--キョウとサキその3
- 超短編 性格について
--キョウとサキその4
- 超短編 助言について
--キョウとサキその5
- 現代ファンタジー短編 夕暮れの図書館
--キョウとサキその5.5 外伝
- 超短編 傷について
--キョウとサキその6
- 超短編 永遠について
--キョウとサキおしまい
- ◆高校生もの超短編 6月17日土曜日
--6月17日は暑い日だった。昨日までの梅雨は跡形もなく、休日の学校にうだるような暑さがただよう
- ◆高校生もの超短編 後夜祭
--文化祭が終わって薄暗くなる校舎で、あなたは知らない子供を見かける
◆ガン・ブレイド マギの悲劇
---ファンタジー長編。退学になりそうなあたしにあたえられた課題は、マーカスシティのどこかにいる魔術士クロウを探しだすこと。どう考えたけど無茶だけど見返すためよ、やってやる!
【ガンメタル・ブレイズは有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です】
◆ガン・ブレイド ウィズの声を聞け
---ファンタジー長編。退学になったあたし、見習い魔道士メアリーは途方にくれたわ。これからどうやって生きよう。そんな時偶然ブレイサー募集のチラシを見かける。これだわ! この生き方があった!
【ガンメタル・ブレイズは有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です】
- ◆短編 くろぱそさん
--「はじめまして。わたしは黒パソと申します」 とある安アパートに住む精密機械たちと持ち主である人間の心あたたまらない、殺伐としたおはなし
※フィクションです。現実の人物とは関係がありません 心当たりがあったとしても偶然の一致です - ◆超短編 ハッピー・サタデー
--ある暑い日の夜のできごと
- ◆超短編 なくしもの
--ある暑い日の衝動
◆架空都市
---長編。気がついたら、あたしは見知らぬ街にいた。見たこともない近代的な都市なのに人はいず、かろうじて出あう人々はみなどこか奇妙だった。ここはどこ。あたしは訳も分からぬままさまよい、ここにきた理由を見つけようとする
◆ミトドケテホシイ
---長編。「ミトドケテホシイ」だれにも教えていないアドレスに、差出人不明のメールがきた。同時に教室に似たようならくがきが書かれる。何者かの意図に言われるままにわたしは犯人探しをする
◆ユフサラズ
---超短編。
- 夢見るように眠りたい
--あわせ、小瓶を静から押しつけられる
- 誰も知らない
--あわせ、取材をする
- 閉じられた竜の瞳
--あわせ、空を飛ぶ
- ◆超短編 空白の土曜日
---ある暑くない日のあきらめ