三つ首白鳥亭

−カーリキリト−

あまやどり

あとがき

平成18年8月21日から10月25日にかけて書き、平成22年7月30日から平成22年9月28日にかけて入力した

一行、吹雪に遭遇。雨宿りよりはるかに上である。下手したら最終話になるところだった。遭難エンディングである

秋人が主人公らしく動物使いのスキルを持っている。黒海の扱いがうまい

秋人がなじられたりおちょくられたり馬鹿にされたりするのにあまりにも慣れているため
ほめられるとどうも自分としても居心地が悪い。なんだか自画自賛している気分になった

有翼人種について
4種類いる
比翼族:白鳥の羽。体色は薄く、金髪が多い。羽は大きく人間は小柄。可憐な見かけなのに力が強い
鷹目族:猛禽の羽。黒系の髪が多い。一番背が高く、体力も高い
青鳩族:青い羽。羽根は小さく、飛ぶのが下手。小柄で体力もなく、そのせいで小器用になる傾向がある
黒翼族:夜鳴鳥の羽。羽根は小さく、そのままでは飛べない。小柄で体力がなく数も一番少ない。独自の魔法を使う
また突然品種として赤い羽の有翼人種がいる。どの種族からもごくまれに生まれる。基本的に忌み子として疎まれることも多く、非有翼人種に育てられることもある。また集落に忌む風習がない場合、変わった子として普通に育てられる
基本的に4種族は非常に仲がいい。彼らでパーティを組めば非常にバランスがいいのは意図的である

秋人はいまだに食べ物で腹を壊さない。現実でも海外旅行で食べ物が合わないなんてよくあることなのになにを食べても平気
クララの宿命条件に「胃腸が丈夫」というのも入っていたとしか思えない。いちいち腹を壊していたり病気になったら旅どころじゃない
ちなみに貧弱ミサスは食料に対しても自主的に制限している。偏食ではなくそういう種族なのである。秋人が気づいていないので作中語られないが
そして響は秋人以上。きっと腐ったものを食べても平気