三つ首白鳥亭

−カーリキリト−

赤毛の薬師/後継者

あとがき

平成15年11月6日から18日にかけて書き、平成19年10月に入力したものだ
書いたときの日付がおかしい気がするが何回確認してもそうだった。たぶん前後の話より先に書いたのだろう

ザリについて
色々おしいキャラ
長身(設定では平均日本人男性より高い)で力も強いのに戦士ではない
薬草の研究をしているのに魔法使いではない
最後にものすごく強力な飛び道具をもらったのに視力が悪くて使いこなせそうにない
中世風ファンタジーの人物なのにめがね着用者

アルは14歳。小さいのでザリは完全に12歳ぐらいと思っている。
年下に見られるが、無理だ無理だというほどでもない
……やっぱりファンタジーにしかゆるされない無理な話ではあるが
ザリの24歳から見なくても「どうしてこんなところにおまえはいる」レベルなアル

怪物ディスポーザー
前は「魔性」という固有名詞にすらならない名前がついていた
ディスポーザーの由来はサークルで机の上にあったお菓子を大ぐらいの先輩が食べる時
「ディスポーザー」と言いながらだったから
サークルは男所帯だったせいか大食いの人がやたらに多かった
デザートに牛丼とか、ラーメンの後にカレーとか
そんな彼らも年を取るにしたがい、次々に大食い脱落していたのは非常に印象深い

フィルの名前をフェルと間違える。そして彼の種族はフェアリー
ファナーゼ草原国をフェナーゼだのファナーゼだのと間違える
そしてファナーゼは昔のキャラの名前
はい、すみません。名前がまぎらわしいです
なにぶん初期に名づけたキャラクターなので語感やかぶりなどをまったく考えずにつけたのが悪かった
(まさかそのときここまで引きづるキャラだとは思わなかった)
フォロー千年王国もこんなことならもっといい名前にしておくのだった

ラディーンとガド
ラディーンは元はアットと同じ頼りにならない人物だった
小説に登場するにあたって性格を変えたら別人になった
ガドの裏設定は元代々フォロー王国に仕える獣人の占い師。ガドの一家も代々魔道士として立派に生きてきた
先代王の執事だったラディーンに出会ったのが不幸の始まり。
乱雑で大雑把なラディーンに振り回され、神秘的な占い師はすっかりすっかりつっこみ上手に
今は王付きの魔道士として絶大な権力を持つが、それより義務と気苦労が多くて疲れ気味
ラディーンからの信頼は厚い。とても使える人物だとあてにされている
迷惑なのか幸せなのか、それはガド本人にも分からない

山刀
紙に書いた時には持っていず、橋を落とすときには小刀を使っていた
さすがに小刀程度では橋は落とせないだろうし、野外生活をする人はもっといいものを持っているのだろうと考え山刀をもたせる
普通なら斧を持たせるところを山刀。この選択肢にはある葛藤があった
実はなたを持たせたかった。はい、「ひぐらしのなくころに」の影響です
なたでは少し実用的ではないので似ていてよりいろいろできる山刀を持たせた

ボウガンについて
昔(ざっと5年以上は前)とある方に「アーバレストって個人で使えるものですか?」
「無理」
本当のアーバレストというものはとても個人で撃つことができないもののようだった
というわけでザリが最後にもらったものは特別小型アーバレストということに
無理なことであることは分かったが、とりあえず自分としては
「非戦闘要員の登場人物の一人が超巨大武器を使う」というのが気に入っているのでこのまま通す
どうしても納得いかない方はヘビークロスボウだと思ってください。すみません

このひとつ前に「女主人公」「一人称」「暴走・突撃系」というものを書いたせいで
前に書いたものにひきづられそうになった
結局主人公の属性は同じなものの、立ち位置が全然違うので影響されることはそんなになかった。今後気をつけます