あとがき
これは平成16年5月から7月にかけて書き、平成18年4月から6月にかけて入力したイーザーとキャロル2度目の対立
前触れもなくいきなりけんか。
そうさせたのはほかならぬ自分なのに関わらず、大変心臓に悪い。
自分は平和主義で驚愕も暴力も苦手なのである。ならどうして書くとはきかないで下さい。
けんか内容ははじめは「中途半端剣士」「器用貧乏女」といった
2人ともそうあからさまな言ってはいけないことを…… という罵りあいだった。
いくらなんでもあんまりなので変更。これじゃお互い自分の首を絞めているだけだというのに気づいていない。
ラスティアに友人を呼ばれたら困ることについて。公開する予定のない設定頻出。
キャロルには親はいない。というか地下道の一族は親子の概念がなく、群れ全体で子どもたちを養育する。部族と絶縁した今キャロルにその手の心配は無用である。
ウィロウにもいない。エントは樹竜の根元で目覚めるという設定はあるが、それは「みんな神の子」という程度の認識でしかない。いくらラスティアでも樹竜を引っぱりだすことはできないので無問題。
ミサスにも肉親はいない。
イーザーも両親はなく、年のはなれた姉がいるのみ。
そうしようと思ったわけではないが、仲間たちがみんな家庭的に不遇の立場だ。
蘇生の魔法について
あるだけ。イーザーはもちろん使えない。使える人はイーザーの村の中もいない。歴史上イーザーの一族が使ったということもないらしい。
秘儀中の秘儀であるのに結構簡単にイーザーはしゃべっているが、これはその魔法の存在をイーザー自身半分信じていないからと、そのとき感情的になっていたからである。後で大いに後悔しただろうがそれは秋人の知るところではない。
ディアについて
自分の好きな小説で、親しみを込めた二人称として多用されている。
大変気に入りぜひとも使いたいと思っていたのだが、
あいにく脳みそが日本人の自分はそんなことが自然にできずにお蔵入りにした。
タイトルなら自然に使えると思い今回使用。



