あとがき
これは平成17年6月から7月ごろにかけて書いた二人称の話である
これは珍しい。自分も読んだ経験があまりない。
昔二人称の話の解説を読んだとき「じゃあこのエピソードは二人称で行こう」と決めて、
それから本当に二人称で書いた。
不慣れですこし手こずった。たぶんもう書かない。
この話自体は相当前から考えていた。
ただそのときは書く気力もなく、今後もないだろうとメモ帳に封印。
書かずに数年過ごしてきたが、なぜか今手をつけた。
書こうとした理由は自分でも分からない。
以前も書いたが、母校の文化祭が6月に変更になった。
しかし自分はやはり文化祭といえば残暑が残る秋だと執念深く考えているため、
秋に更新しようとした。
ちなみに今の時期はちょうど母校の隣の高校の文化祭が行われている。
母校とその高校との間で合併話の噂があるが、
自分の在学中からその話はあったのであまり信用していない。
似鳥範美は以前別の長短編小説にも出した。
この2つ以外の話は考えていないためこれで最後の登場になると思う。
中桐典子はかなり古くから考えているキャラで、
日坂高校三大奇人のうち1人として名前だけは登場していた。
強烈な個性の持ち主だが、強烈過ぎて登場させるのが難しい。
たぶん彼女もこれが最後になると思う。