あとがき
平成16年3月22日0時24分 終了
ネット上に掲載する小説は短いほうが読みやすいだろう
+(プラス)
新橋駅付近の人のいない近代都市
+
ビル風が強かった
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横浜の港町の中、温室の世話をしてそこで寝泊りする女性のイメージ。
これらから小説を書く。
新居 昭乃の「覚醒都市」をかけながら書くも、あまり影響は受けていない。強いて言うならタイトルをそこから取ったぐらい。
ちなみにタイトルは誤字ではない。
いつもと違って、一行一行書くのに気を使った。
また、「誰も喋らない」「人の名前を出さない」「心理的描写は使わない」「複雑な比喩表現は使わない」などをした方が雰囲気が出るだろうと思ったが、実際にはそれで難儀したし、いい結果が出たのかどうかは分からない。
自分が今まで書いたものの中では初めて何も事件が起こらない話を書いた。
起きた事といえば花が咲いただけ。犯罪も大事件も恐慌もなし。珍しい。
このような物で本当に面白い話になるのだろうか、単なる自己満足で終わらないかと考えるも、何か事件を起こしようにも起こせない(起こすと長くなる)し、雰囲気を一番に書きたかったので何も起こさなかった。



